アレクセイ・ウテキン

ラトビア共和国、リガ生まれ。才能豊かな子供のための音楽教室”メディニャ”にてヴァレリー・ヴァルカンティン教授のもとピアノを始める。1995年ドイツに移住。ハンブルク在住のピアニスト兼作曲家エフゲニ・ロイトマン氏ほか、多くのピアニストのもとで研鑚を積む。

すでに少年時代からシュトラウビンの騎士の間や市庁舎などで定期的に演奏を披露。

2003年よりズルツバッハ・ローゼンベルクのアカデミーにてアンドレアス・ワイマー氏に師事。優秀者としてディーター・ミュラー氏指揮のもと、ベートーヴェンピアノ協奏曲第1番を演奏。

2005年よりヴュルツブルク音楽大学にてアンドラーシュ・ハマリー教授に師事。ワイマール、シュトゥットゥガルト、ヴュルツブルク、バイロイト、レーゲンスブルク、ニュルンベルクなどドイツの各地で演奏し好評を博す。ピアノ指導者としての教育課程の修了後、演奏家課程を最高点を得て修了、マイスタークラス課程への入学を許可される。

2012年には”Go-East奨学金”を得てロシア、サンクトペテルブルクの国立”N.A.リムスキー・コルサコフコンセルヴァトリウム”に留学、タティアナ・ザガロフスカヤ教授に師事。2013年ディプロマを取得。

2014年マイスタークラスをソロリサイタルをもって卒業。

2005年”アーミン・クナープデュオコンクール”(テノールのルチアン・クラシュネクと)入賞、2010年”ヴォルフガング・フィッシャー&マリア・フィッシャー・フラッハコンクール”にてピアノ四重奏”Athos”のピアニストとして入賞。パリ”ヴィブラルテ国際コンクール2009”においてセミファイナリスト、またハノーファー”ヤマハ奨学金コンクール”(2011)ファイナリスト。

2014年フランクフルト”Steinway & Sons”コンクールで2位。その他フランクフルト、ドイツピアニスト賞にノミネートされる。

2012年、ドイツ学術交流会、及び音楽アカデミーヴュルツブルク奨学生。2013年ドイツ奨学金奨学生(協力:ヤマハ)。

ほかにピアノをセシル・ウセー、フェデレ・アントニチェリ、ユリアン・ゴルス、マルタ・グヤーシュ、ハミシュ・ミルネ、フリードマン・リーガー、ベネデット・ルポ、ヤニーナ・フィラコフスカ、ディミトリ・バシキロフ、マルクス・シルマーに師事。室内楽をマンドリン四重奏、ジュリアード弦楽四重奏に師事。現代音楽をトーマス・ヘル、廻由美子氏に師事。

2013年よりヴュルツブルク音楽大学ピアノ科講師、2016年よりハンブルクコンセルヴァトリウムピアノ科講師。